2020.10.17
家づくりコラム
すっかり寒くなりなってきましたね。
真夏の暑さが懐かしくさえ思える今日この頃です。
最近よく耳にする「温活」という言葉、美容や健康を維持するために身体を適温に温めることを言うそうです。
身体の冷えからくる様々な症状は、運動不足になりがちな現代人にとっては切っても切れない悩み事ですね。
家自体を暖かくすれば、自ずと身体を冷やしにくく温活の環境になります。
暖房で家の中を温めたとき、温めた空気が一番逃げていくのはどこからでしょうか?
実は窓などの開口部から58%も熱が逃げて行ってしまうのです。(*1)
・「レースカーテン」と「カーテン」をしっかり閉める
「窓」と「部屋」の間に空気の層を作り、熱が直接窓に伝わりにくくして損失を抑えることです。
・大きめのラグを床に敷く
窓に比べて損失は小さいですが床への損失も抑えることが出来ます。また、身体が直接触れる部分でもありますので、冷たい床で身体が冷やされることも無くなります。
見た目がよろしくありませんが、緩衝材のプチプチなどを窓に貼っても断熱性を高めることも出来ます。
断熱窓なら窓からの熱の損失を小さくすることが可能です。
2枚のガラスの間に16mmの空気層を作り断熱性・防音性を高めた窓です。
室内に直接触れるサッシには樹脂素材を使うことで外気の冷たさが伝わりにくく、室内の結露も抑えることが出来ます。
また、高機能断熱材「セルローズファイバー」なら外壁からの損失も大きく抑えることが可能です。
断熱性能の他、防音・防湿・防火・防虫に優れた高機能断熱材です。
経年の沈下や縮小による性能低下にも強く新築時の性能が長く続く断熱材です。
外部へ熱の損失を少なくして効率良く暖房をすることで、光熱費がお得になるだけでなく家の中全体を快適な温度に保つことが出来ます。
部屋の中と廊下や浴室など温度差を小さくしてヒートショックのリスクも減らすことが出来ます。
これから寒くなる時期、上手に「住まいの温活」をして快適に過ごしたいですね。
(*1)[出典](一社)日本建材・住宅設備産業協会 省エネルギー建材普及促進センター「省エネ建材で、快適な家、健康な家」より。
http://www.kensankyo.org/syoene/qanda/mado/a_9.html
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