2024.05.07
家づくりコラム
梅雨の時期は主に5月~7月と言われています。
気象庁によると今年度の関東甲信の梅雨入りは6月7日ごろ、梅雨明けは7月19日ごろだと予想されています。
今後、雨の日が続き、ジメジメすることが増えていきますので、それに備えて今から対策していくことが大切です。
また、梅雨の時期に湿気が多くなりますが、実は冬場も家の中に湿気が溜まりやすくなっています。
梅雨の時期が終わったから大丈夫と気を抜かずに冬に向けた対策も今のうちから進めておきましょう。
湿度が高くなると壁の内側で結露が発生(内部結露)して、カビが生える原因となります。
カビが発生しやすいのは、「気温20~30℃、相対湿度60%」の水分や埃がたまりやすいところ、手が届かない場所です。
カビが発生するとカビを餌とする「ダニ」が増え、ダニやダニの死骸を家族が吸い込んでしまい、アレルギー症状の発生や悪化につながる可能性が高まってしまいます。
他にも湿度が上がることによって、汗が気化し、体温調節がうまくできなくなってしまい熱中症になる可能性や冬場はウイルスが活性化しやすくなり、インフルエンザにかかりやすくなる場合があります。
また、家に使われている木材が吸収しずらいものだと湿気が溜まりやすくなっています。
家づくりからできる湿気対策は、下記記事で詳しくご説明しておりますので、ぜひこちらもご覧ください。
▹▹【家づくりコラム】湿気に強い家をつくる
湿気が多い時期は窓を開けて換気をした方が良いとよく耳にしますが、窓を開けてしまうと外の湿った空気が室内の空気で冷やされてしまい、結露が発生しやすくなります。
窓や玄関ドアを開けて外の空気を取り込むよりも各部屋のドアを開けるだけで、家全体の風通しが良くなるためより効果的な対策ができます。
また、より風通しを良くするためにも湿気がたまりやすい場所では、扇風機や換気扇を使用すると良いでしょう。
結露の発生を抑えるための対策についても詳しくご紹介しておりますので、ぜひご覧ください!
▹▹【コラム】結露の発生を抑えるには
家の中でも特に湿気が溜まりやすい場所は、「窓」、「押し入れ」、「床下収納」、「クローゼット」、「シューズボックス」です。
これらの場所は、外気の影響を受けて気温が下がったり、風通しが悪かったりと、特に湿気がたまりやすい傾向にあります。
こういった場所には除湿剤を置くことをお勧めします。
室内自体の湿度を下げるためにはエアコンの除湿(ドライ)機能を使用するのがお勧めです。
しかし、除湿を使用したことで部屋が寒くなってしまった経験がある方もいらっしゃると思います。
除湿には弱冷房除湿と再熱除湿の2種類があります。
それぞれの違いを理解し、状況に応じて使い分けることが大切です。
一般的なエアコンには、「除湿」とだけ記載されたボタンがありますが、こちらは基本的に「弱冷房除湿」です。
「カラッと除湿」や「さらら除湿」という記載がある場合のみ「再熱除湿」となっています。
エアコンの種類によって異なりますので、ご自宅のエアコンはどのタイプか理解しておくことも大切です。
いかがでしたでしょうか。
湿気対策を怠ってしまうと家の劣化が早くなってしまいます。
少しでも長く家を保つためにもできることから始めることをお勧めします。
丸和住宅では、湿気対策がされている「セルローズファイバー」を標準採用しております。
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