2022.04.06
家づくりコラム
共働きの世帯・夫婦の割合が専業主婦家庭を大きく上回り、
大幅に増えた理由は、日本の制度や社会の意識の変化が大きく関係しています。
女性の大学進学率アップに伴う雇用形態の変化、「夫は外で働き、妻は家庭を守る」という考え方の変化、バブル崩壊や国の税金制度の変化などが大きく影響し世帯年収が年々減少傾向にあること、そして何よりも1985年に男女雇用機会均等法が定められ2007年には法改正がプラスされました。この流れにより、男女差別がなくなったり、女性労働者への待遇が良くなるなど女性が生き生きと働ける職場が増えたことも共働き夫婦が増えた要因と考えられます。
これまでの日本で共働きの割合が少なかった理由としては、以下の通り先ほど挙げた共働きが増えた理由と深くかかわっていると考えられます。
やはり、共働きできる環境ではなかったことが、日本で共働きが少なかった大きな理由であると推測されます。また、女性のワーク・ライフ・バランスの悪さも要因のひとつでしょう。男性の家事・育児に関わる時間の割合は、平成28年においてもワーク・ライフ・バランスの先進国に比べると水準が低いです。
そのため、過去の日本は女性が「仕事をしたい」と思えない環境にあったと推測されます。しかし、そのような環境があったからこそ女性も働きやすくする動きがあり、共働きが増え続ける現代があるともいえます。
共働き夫婦にとって、一番難しいのが「仕事」と「家事」の両立だと思います。
出社のタイミング、帰宅時間の相違、得意不得意の家事など夫婦でどのように家事を分担するのか難しいですよね?
そこで、共働き夫婦が家づくりを考えた時のポイントをご紹介します!
おすすめなのが、洗濯をする空間→ランドリールームを別にする間取りです。
洗濯の動線と入浴の動線が交わらないことは、お互いのストレスを軽減させ、時短にもつながります。
ランドリールームに普段着る洋服などの収納も出来ると、洗濯→干す→片づけるもスムーズですし、洗濯仕事を夫婦でシェアしやすくなります。
左右からキッチンに出入りできるアイランドキッチンは、夫婦で料理や片づけを一緒にしていても、お互いが邪魔にならず効率的に動くことができますし、これこそが時短につながります。
また、キッチンと背面の食器棚との通路幅を、夫婦でキッチンに立つことを考慮して広く希望する方が多いのですが、広すぎては逆に効率が悪くなってしまいます。食器を片づける際に後ろを振り返って1歩で届く距離が一番効率よく動けます。
忙しい共働き家庭にとって、手が届きやすく、返しやすい収納はとても重要です。
動線に沿って、手が届きやすい、置きやすい収納を作りましょう。ポイントは以下の通りです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
今回紹介したことをぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
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