2023.09.17
家づくりコラム
「ジャパンディ」とは、「Japanese」と「Scandinavian(スカンディナビアン)」を掛け合わせた造語です。
日本の伝統的な和の装飾と清潔感のある北欧デザインをミックスしたスタイルを指します。
柔らかくて明るい自然素材を用いるところは、和風と北欧風のインテリアの共通点です。
木や紙など自然素材の直線を生かして空間をシンプルに作り上げる日本に対し、明るいインテリアを好む北欧。
それぞれの特徴を融合させたのが「ジャパンディ」です。
日本ならではの土壁や和紙など自然素材の魅力に光をプラスすることで美しい陰影が生まれます。
自然素材と光が引き立てあうことで、優しい雰囲気と共に癒しを与えてくれる空間になります。
「影まで美しく」これがジャパンディのこだわりです。
※昭和町3期まちかど展示場
ジャパンディには、カラーコーディネートも重要です。
どの季節にもピッタリな黒や白、グレーなどのニュートラルカラー(彩度のない無彩色)や大地や海、植物など自然の色をイメージさせるアースカラー(カーキやブラウン、テラコッタなど)をアクセントに用いることが多いです。
明るくナチュラルなアクセントカラーを用いることで、優しく華やかな室内空間を演出することができます。
また、そこに黒をポイント的に置いて引き締めるのがお勧めです。
色合い的には人気のナチュラルインテリアと似た空間になります。
ただ、色数やコントラストの強い組み合わせは控えめにすることをお勧めします。
ジャパンディは、北欧のインテリアを使って、伝統的日本様式のようなシンプルな空間にしたスタイルです。
どうやって日本様式のようなインテリアを選ぶのか。悩みますよね。
大きな特徴として、職人による手作業の風合いが残る小物やファブリックを用いることで、伝統的な日本様式を表現しやすくなります。
※昭和町3期まちかど展示場
こちらは先日グランドオープンした、当社のモデルハウス「造作洗面台」です。
鏡の裏から溢れる光の中に、北欧デザインの小物を取り入れています。
落ち着いた色合い+木目を取り入れることで、日本様式を演出しております。
※昭和町3期まちかど展示場
このようにちょっとしたところに日本風の造花を置くだけでも雰囲気が大幅に変わります。
木目のテーブルに落ち着いた印象の日本を感じさせてくれる造花はとても合います。
「家具は難しい・・・」と悩んでいる方は、簡単に用意することのできる小物からチャレンジすることをお勧めします!
ジャパンディを作る上で、ミニマル+シンプルを意識した空間づくりは大切です。
日本的な空間の使い方は、余白を作ることで、部屋に置くものすべての存在を大切にします。
つまり、互いに引き立てあうようなレイアウトにするということです。
「余白を作る」ということは、簡単なように見えて意外と難しいことです。
※昭和町3期まちかど展示場
こちらのスペースは、モノがあるのに圧迫感がなく、ジャパンディを感じられるのはなぜでしょうか?
こういった開放感のあるスペースには、シンプルなモノをお洒落に並べることで雰囲気を作り上げることができます。
また、畳を敷くことで日本様式を取り入れ、ジャパンディの演出も忘れません。
物が多くなってしまう方は、収納スペースを設けて「見えない収納」にすることで、雰囲気を作り上げることができます。
購入する際にも「シンプル」を心がけて選ぶことをお勧めします。
今回は、「ジャパンディ」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
色合いやデザインなどの選択はかなり難しいと思われます。
ジャパンディについてご紹介している方は多いと思いますので、まずは自分が実現したい仕様を決めてからそれに似た家具や小物を選んでいくことをお勧めします。
クロスの色や内観・外観のデザインに関しては、自分のイメージを具体的に伝えてプロと相談しながら決めることが重要です。
今回、お話しの中で紹介させていただいた写真は全て「昭和町3期まちかど展示場」です!
先日オープンしたばかりの「ジャパンディ」をテーマとしたモデルハウスになります。
これから家づくりをお考えの方はぜひご覧ください。
詳細はコチラ
《昭和町3期まちかど展示場》
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