植林→育林→伐採、そしてまた植林
30年を1サイクルとした
循環型の森林経営から生まれた
地球にやさしいLVL構造材
森林資源を保護しながら、
木材を永続的に収穫
法正林施業とは、森林の年間生長量分だけ毎年伐採を行い、持続可能な森林経営を行うことです。例えば30年伐期の場合、森を30区画に分け、1年生から30年生までそれぞれの樹齢の木を同じ面積ずつ育て、30年生になった区画を伐採し、その区画に再び植林します。このようにすることで、森林資源を保護しながら、毎年ほぼ同じくらいの木材を永続的に収穫することができます。
CO2の“吸収源”としての森林
植物は光合成によって、大気中の CO2を吸収し、炭素を樹体に固定して、酸素を大気中に排出します。このため森林は、地球温暖化の原因となる温室効果ガスのひとつである CO2削減の有効な手段として注目されています。
CO2の“貯蔵庫”としての木材
温室効果ガスである CO2は、森林で樹木に吸収された後も、炭素として木材中に固定されています。そのため木材製品は、燃やされたり、微生物によって分解されたりして、再び CO2として大気中に放出されるまでの貯蔵庫であるといえます。