2022.12.21
家づくりコラム
二世帯住宅は気を遣う、生活に干渉される……など、デメリットが多いというイメージがあるかもしれませんが本当でしょうか?
新居を二世帯住宅にと考えている場合は、切実な問題ですよね。
そもそも、二世帯住宅にするメリットとはなんなのか?よく言われるデメリットは回避できないものかなど、
今回は二世帯住宅のメリット・デメリットについてお話します。
2世帯住宅の場合は、2家族が暮らす家と言っても建築コストが2軒分になるという訳ではありません。
建物の共用スペースがどの程度かにもよりますが、共用できる部分が多いほど、建物にかける費用をカットできるメリットがあります。
2世帯住宅の場合は広さなどが必要になる分、一世帯分の家を建てる場合よりは予算はアップするものですが、親世帯と子世帯それぞれがローンを組むなど、資金計画の選択肢も広がります。
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共働きで忙しい日々を過ごしている子世帯にとって、子育てを助けてくれる人が近くにいてくれるのは大きな支えになります。
一緒に暮らすことで世帯間の移動をしないで済むので、「急な仕事が入って今日は帰りが遅くなりそう・・」なんて時も子供を大人が見守ってくれているという安心感があります。
また健康状態を近くで見守ることができるので、何かあった際にはすぐに助け合うことができます。
今まで別々に暮らしてきた世帯が、ひとつ屋根の下に暮らす二世帯住宅。
いくら親世帯と子世帯の同居といっても、生活する上である程度ストレスを感じることは想像に難くありません。
子世帯からすると「同居するのが夫妻どちらの親なのか」また親世帯からすると「同居するのが自分の息子か娘か」では、感じるストレスの内容にも違いがあると思いますが、実際にどのようなケースでも、それぞれの世帯の生活時間のズレによってストレスを感じる人は少なくないようです。
二世帯住宅の場合、リビングやキッチンや浴室・トイレなどを共用にしている場合も少なくありませんが、使う人数が増えるほど、自分の使いたいタイミングで使えないという事態も発生します。
例えば、リビングを共用している場合も、親世帯または子世帯が寝ている時間帯に、リビングでテレビを見たりして深夜までくつろぐのは気がひけるということもあるでしょう。
またキッチンや洗面台を共用する場合は、料理や洗濯・そうじなどの家事をする際に、誰がどこでどのタイミングで行うかもストレスの元凶になることもあります。
プライベートな空間なのにお互いに気を遣ってしまうというのは、二世帯住宅でデメリットと感じやすいポイントです。
二世帯住宅に住む場合、水道光熱費を世帯ごとにどう負担するかというのも家庭によって異なります。
例えばメーターを分けて各世帯で負担する場合、それぞれが使った分を支払うことになるため特に問題はありませんが、基本料金などを1軒分としてコストカットできるという二世帯住宅のメリットを享受することができなくなります。
一方で、基本料金から折半する場合は、世帯ごとの負担をどうするかというところが悩ましいポイントです。明らかにどちらか一方の世帯の方がお風呂を頻繁に使用していたり、電気をつけっぱなしにしていたりということがあるにもかかわらず光熱費が折半だった場合、一方の世帯が不公平に感じることもあるでしょう。
「家計はまとめてしまうとコストメリットは働きますが、人数が増えるほど、意思の調整という部分で難易度が上がります」(風呂内さん)
お金のことは親族間でも言い出しづらいことが多く、家計をどうするかという部分を発端に、親世帯と子世帯の間にわだかまりができる可能性もあります。
二世帯住宅にはメリットがたくさんあるとわかるものの、デメリットの部分が気になる・・という方も多いのではないでしょうか。
デメリットを解消するためには、どのような二世帯住宅を選択するのかがとても大切です。
二世帯住宅には、
(1)ほぼすべてのスペースを共用する「完全同居型」
(2)キッチンや浴室など、部分的に共用する「一部共用型」
(3)玄関をはじめ、すべての空間を別々にした「完全分離型」と大きく分けて3つのタイプがありますが、
生活時間帯のズレや共用スペースの使い方が気になってしまうのではないかという部分に不安を感じている場合は、完全分離型の二世帯住宅がおすすめです。
上下階または左右で世帯を分けている完全分離型の場合は、共用スペースがないためそれぞれの自立した生活を守りやすく、プライバシーはしっかりと確保したい人におすすめです。
しかし、一方で完全同居型や一部共用型に比べるとコストメリットは少ないという短所もあります。
また上記のタイプ以外にも”同じ敷地内に子世帯が住むための住まいを別に新しく建てる”という選択肢もあります。
その場合はまだまだ住める既存のお家はそのまま住み続けることもでき、お互いのプライベートはしっかり確保できるというメリットがあります。
お互いが気持ちよく過ごすためには”一緒だったら〇〇ができて楽しい”などのメリットを考えながらどこまでを共有にするのか?を考え、
それぞれのご家庭に合った二世帯の暮らし方を選ぶことが大切なのではないでしょうか。
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