「実家の敷地に私たちの家を建てたい!」と私が切り出したとき、お母さんは、驚きながらも嬉しそうだったな…。
となりに暮らすようになってもう3年。お互いの時間を尊重しながらも、近くにいる安心感のある生活を送っている。
私とお母さんは友達みたいな関係。一緒に洋服を買いに行ったり、好きなアイドルの推し活にハマったり。でも、いざという時はとても頼れる存在。保育園のお迎えを頼んだり、困った時はいつでも相談できるし家事や子育てもシェアできる。
共働きの私たち夫婦の日常は、朝起きて一緒にごはんを食べて、それぞれ会社に向かう。早く帰ってきた方が夜ごはんをつくるのが我が家のルール。ちなみに、後片付けは料理をしなかった方が担当。役割分担を決めて仲良く生活している。
実家の土地の空いてるところに家を建てれば土地代がかからなくて経済的だなと思ったのがきっかけだったけど、夫婦の時間も、親子の時間も大切にしながら、ちょうど良くシェアできる理想の生活になったな。
子どもが生まれたことをきっかけに実家を2世帯に建て替えて親と一緒に暮らすことに。
結婚する前から「ゆくゆくは実家で親と同居したい」と思っていた私。
仕事をずっと続けたいから、忙しいときも家のことや子育てなど親にサポートしてもらえると思ったし、親も孫にいつでも会えたら嬉しいと思うし、お互いに安心して暮らせそうだったから。
夫も2世帯暮らしには賛成。もともと夫自身が2世帯の家庭で育ってきたから、親との同居には何の抵抗もなくて、自分の子どもも祖父・祖母と一緒に住ませたかったみたい。自分たち夫婦が共働きだから、祖父・祖母がいれば子どもも寂しくないだろうし、いろんなことを学んでくれたら良いなって。
今では子どもが2人になり賑やかな毎日。親が子どもたちの面倒を見てくれるから仕事も続けられてるし、家族みんなで協力し合えるのがいい。炊事・洗濯・掃除・買い物、子育てをみんなで楽しくシェアしてる。