2022.03.25
家づくりコラム
コロナ渦で、在宅時間が増えた家庭が多いと思います!
在宅時間が増えれば、使用する電気量も増えて支払う電気料金も増えますよね!?
家族の安心と家計の負担軽減のために、「太陽光発電」の導入が高まっています。
コロナ禍で在宅時間が増えたことによる電気代が「増えた」という人が過半数の54.3%に達しました。
なかでも、全体の27.6%を占めるテレワークをした人に限ってみると、
「増えた」という人は77.4%に上った。1.5倍以上(23.9%)や2倍以上(5%)も電気代が増えた人もかなりいました。(グラフ参照)
一方、テレワークをしている人で「勤務先から電気代の補助などがある」という回答は13.4%だったので、電気代の増加が家計を圧迫している可能性もうかがえる結果となりました。
太陽光発電を設置(太陽光発電のみ設置、太陽光発電と蓄電池を設置)している人に、
「太陽光発電を設置してよかったこと」を聞いたところ(複数回答)、「売電収入がある」(87.7%)、
「停電時に安心」(71.3%)、「電気代が安い」(54.2%)の順に多かったです。(画像2参照)
太陽光発電の設置に満足しているかを聞くと、満足度は92.4%(とても満足67.2%+満足25.2%)とかなり高い結果となりました。
太陽光発電を設置していない人に「太陽光発電を設置しない理由」を聞いたところ(複数回答)、
「設置費用が高い」(34.0%)、「将来のメンテナンス費が不安」(28.6%)、「元が取れるか不安」(28.3%)の順です。
太陽光発電を設置していない人に「太陽光発電を設置しない理由」を聞いたところ(複数回答)、
「設置費用が高い」(34.0%)、「将来のメンテナンス費が不安」(28.6%)、「元が取れるか不安」(28.3%)の順です。
住宅用の太陽光発電システムは、日中に太陽光で発電した電気を家庭で使用し、余った分は電力会社に売り、不足する分は電力会社から買う仕組みです。
地球環境意識の高まりを受けて、2012年にスタートした余剰電力の「固定価格買取制度」や設置費用の補助金制度などもあって、普及が進んでいます!
既に設置した人では「売電収入」をメリットに挙げているのに対し、いま検討している人では「レジリエンス(災害対策)」を挙げる人が多いのは、こうした背景があります。
特に、近年は大規模災害が頻発しているので、なおさら電気代よりも災害時の停電対策に重きを置く人が多いと思われます。
政府は、2020年10月に「2050年カーボンニュートラル」を宣言し、2021年4月には2030年度の温室効果ガスの排出削減目標を、2013年度比で46%減とすることを決定しました。
今後、再生可能エネルギーを大幅に増加させる必要があるため、住宅の太陽光発電についても、新築住宅への太陽光パネル設置を義務づける検討を始めています。
太陽光発電は変動性が高いので課題も山積みですが、
ZEH(ゼッチ:使うエネルギーと生み出すエネルギーの収支が0になること目指した住宅)への補助金などで積極的に促進していく姿勢です。
コロナ収束後も、テレワークという働き方やオンライン授業という学び方が定着すると見られており、以前よりも在宅時間が長くなることが想定されます。
増えてしまう家庭の電気代対策としては、小まめに節電したり、電力会社を切り替えたり、自宅で発電したりと方法はいろいろあります!
ご家族で話し合って、自分たちに適したものを検討すると良いと思います。
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