2025.06.17
家づくりコラム
ひと口に「室内干し」といっても、そのスタイルはさまざま。
暮らし方や間取りに合わせて、無理なく取り入れられる工夫が増えています。
天井に装着してポールを差し込むタイプや、昇降式のタイプがあります。
昇降式は使わないときには天井に収納でき、見た目もスッキリ。高さも自由に変更できます。
また、デザインにこだわったアイアン調のブラックバーや木製×金具のミックス素材など、インテリアの一部として映えるデザインなどもあります。
無機質な印象になりがちな空間にちょっとしたアクセントとしてもおすすめです。
お風呂のあとはそのまま洗濯→浴室に干して→乾燥機をタイマーセット。
翌朝にはすっきり乾いているから、湿気や天気を気にせず洗濯が完了します。
量は限られますが、少量の洗濯物や急ぎのものを乾かしたい時にはぴったりです。
必要なときだけ、サッと使える!壁付け・折りたたみ式の室内物干しは、省スペースでとっても便利。
コンパクトなサイズから広げると家族4人分の洗濯物をしっかり干せる大容量タイプもあり、ニーズに合わせて選べます。さらに、大がかりなリフォームをしなくても取り入れられるので、間取りを変えられない方にもぴったりです。
最近では、洗濯に関わる作業を効率よくまとめることで、家事の時短につながる専用の空間づくりが注目されています。
ランドリールームは、洗濯機・物干し・作業台など洗濯に関わるスペースをひとまとめに配置することで家事動線がスムーズになり、洗濯にかかる手間や時間をグッと減らせます。
隣にクローゼットを配置すればハンガーにかけた服や畳んだタオルもすぐ収納できるので、とっても時短になります。
一方で、間取りや広さの都合などで“部屋”としてのランドリールームが難しい場合、
その代替として取り入れやすいのが「ランドリースペース」です。
ランドリースペースは、洗面脱衣室の一角などに、干す・畳むなどの機能を集めた小さな作業コーナーのこと。限られたスペースでも設置できるので、間取りの工夫次第で効率の良い家事動線が作れます。
ランドリールームもランドリースペースも、暮らしに合った形で洗濯のしやすい空間がつくれます。
ランドリールームが設けられない間取りでも、日々の洗濯をラクにする工夫は可能です。
そのひとつが、2階ホールに室内干しスペースを設ける間取りです。洗濯物を2階へ持って行く手間はかかりますが、日当たり・風通しが良い場所を「干す場所」として活用し、すぐ隣にクローゼットを配置すれば、乾いた洋服をそのまま収納できるので、動線が短く家事ラクになります。
梅雨の長雨や、突然のゲリラ豪雨・夕立など、不安定な天気が続くこの季節。
毎日の洗濯が「今日は干せるかな?」という小さなストレスになっていませんか?
さらに最近は、花粉やPM2.5といった空気環境の影響や、仕事や学校で帰宅が遅くなる方にとって、外干しが難しい場面も増えています。
そんな時こそ、室内干しスペースの工夫が、頼れる味方になります。
外干しにこだわらず、室内でも快適に干せる環境を整えておけば、天気や時間に左右されず、自分のペースで洗濯が可能に。
小さな工夫が、家事のしやすさや気持ちのゆとりを生み出してくれます。
これからの暮らしに合った、“わが家らしい間取り”を見つけてみませんか?
「うちの場合はどうなる?」と気になった方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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