2023.01.11

家づくりコラム

【コラム】水道管の凍結防止について

1月に入り、寒さも一段と厳しくなってきましたね。
朝は車に霜が降りていることも多くなりました。

寒さの厳しい時期、注意しなくてはならないことの一つに「水道管の凍結」があります。
水は凍って個体になると体積が膨張するので、水道管の凍結を長時間放置すると水道管が破裂してしまう危険があります。
そうすると水道管交換の工事が必要になって出費がかさんでしまいますね。以下のポイントに注意して凍結を予防しましょう。
  • 凍結しやすい箇所はこちら


    「凍結深度」という言葉があります。土中の水分が凍ってしまう深さのことです。
    夜間から朝方にかけて外気の温度が氷点下になると、土中もその影響を受けて水分が凍ります。
    (栃木の南部ではおおよそ40cm程度が目安)

    その凍結深度から屋外に出ている部分が氷点下まで冷やされる個所です。

    • 外部水栓
    • 給湯器の配管

    以上が凍結注意のポイントです。

  • 外部水栓


    外部の水栓には不凍水栓というものがあります。
    蛇口を空けて不凍水栓を「水抜き」にすると、水道管の中の水を地中の凍結深度まで空にすることができます。


    上記写真の場合は「雪だるま」マークが水抜きの状態です。
    水栓を使用するとき以外は不凍水栓を「水抜き」にしておきましょう。

  • 給湯器の配管


    水道管が断熱材で保護されていますが、外気の影響を全く受けないわけではありません。
    寒さが厳しい時期は凍結する場合があります。

  • 自動給湯機の凍結防止機能

    自動給湯機には一般的に凍結防止機能が付いています。
    浴槽の追い焚き口から配管内に水を循環させて凍結を予防する機能です。


    上記の写真のように焚き口の10cm程度の上までお湯を残したままにしておいてください。
    夜間に浴槽のお湯を抜いてしまうと氷点下まで冷える時間に凍結防止機能が使えなくなってしまうので、お湯は張ったままにしておいてください。各メーカーにより機能が異なりますので、詳しくは給湯器の説明書をご確認ください。
    (電源が必要なので、長期間家を空ける場合はお湯を残すとともにブレーカーも落とさないでください)

    また万が一給湯器の配管が凍結してしまった際の対処法ですが、
    日中になり温度が上昇すると凍結部分が溶けていくため自然と解消されます。

    しかしすぐにお湯を使いたい!という事もあるかと思います。
    その場合は、凍結している配管部分にタオルをかけてぬるま湯(人肌よりも少し暖かい程度)を何度かかけてください。
    この際に熱湯をかけてしまうと破損や故障の原因となりますのでご注意ください。
    (2023.01.11追記)

    これからますます寒さが厳しくなる季節ですので、ご自宅の外部水栓と給湯器を一度チェックされてみてはいかがでしょうか。

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