感性を磨く

設計部、吉澤です。

 

夏季休暇を利用して、家族旅行を兼ね建築家の作品を見学してきました。

特に感動した2つの作品をご紹介します。

 

1つ目は、豊島(てしま)美術館です。

アーティスト・内藤礼と建築家・西沢立衛による作品です。

のどかな田園風景のなかに突如、水滴のような形をした建物が現れます。cf97425a9b958de1611ae0032a1bfa2e

広さ40×60m、最高高さ4.5mの空間に柱が1本もないコンクリート・シェル構造で、

建物としても凄いのですが、

天井にある2箇所の開口部から、周囲の風、音、光を内部に直接取り込んでいて、

静かに空間に身を置くと、自然と建物が呼応し、

なんともいえない心地よい感情になります。ん~上手く伝えきれない(> <)

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2つ目は、ANDO MUSEUMです。

建築家・安藤忠雄による作品です。

外観は古民家の木造ですが、中に入ると打ち放しコンクリートの空間が現れます。ando_museum_top-thumb-1440x960-135

過去と現在、木とコンクリート、光と闇。

対立した要素が重なり合い、

小さいながらも安藤忠雄の建築要素が凝縮された空間になっています。

実際の設計スケッチも勉強になりました。

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これからも、たくさんの建築作品に触れて

自身の感性を磨いていきたいと思います。