別れは突然に



安田家の土鍋がお逝きになりました。

あれは去年の11月頃…本格的な寒さが訪れ、鍋が恋しくなり始めた季節。
鹿沼のスーパーカ○ミで確か800円程で売られていたこの土鍋。
安売りに目がない私は、もちろん即座に購入したのです。

この3ヶ月間、準備も片付けも楽チン!安くてお腹イッパイ!な鍋を酷使し続けていた私が悪いのでしょうか。

先日、二日目突入の鍋の残りを火にかけていたところ、なぜかダラダラと流れ落ちるスープ。
不審に思いよくよく目をこらすと、御覧の有様でした。

「これは…!もう手遅れか!?他の器に移すか!?しかし下手に動かすと被害は拡大する…。」

様々な思いが交錯しましたが、その日の夜はそれしかご飯がなかったので、汁が無くなる前に猛スピードで完食するしかなかった私。

次はもうちょっといいやつを買おう。鍋敷きとテーブルをビチャビチャにしながら、そう誓ったのでした。

こちらが生前の姿。

おそらくモツ鍋かキムチ鍋だったのでしょう。とても元気そうです。