こんにちは!
先日ブログを書かせていただいた営業部の斎藤です。
本日は茨城県坂東市にある岩井工場にて、勉強会を含めた見学会に参加させていただきました。私自身もLVLは耐震性が高くシロアリにも強い!ということは事前に知っていたのですが、そこから先の「なぜ強いのか?」という部分までは追及していなかったため、その部分を明確にすることも含めて工場見学に臨みました。
そこで今回、私は興味が強かったシロアリについてブログを書きたいと思います(笑)
まずLVLの接着剤として使われているのが『フェノール樹脂』と呼ばれているもの。こちらは人間には無害でシロアリには有害なのです!
ヒトに対しての安全性についてですが、工場の方から聞かせていただいたお話によると、このフェノール樹脂はなんと塩よりも安全だということなのです!
さらに接着に使われている薬剤は、半永久的に中に閉じ込められているということで、水害等で水に触れることがあっても、薬剤自体は『フェノール樹脂』と名前にある通りに、油であるため流れ出てくることはなく、ホルムアルデヒドのように空気中に拡散することもありません。
最後にちょっと脱線してしまうのですが、「シロアリにはなぜ塩よりも無害な『フェノール樹脂』が有害なのか」についてですが、実はシロアリには腎臓が存在しないのです!ヒトがお酒を飲んだ時に、体内に入るアルコールを無害に変えるのが腎臓の役割の1つなのですが、シロアリにはその無害にする機能がないため、結果的にシロアリの被害がないということにつながるのです!(腎臓についてのお話は先輩から教えていただきました・・・・・・)
(上の写真は勉強会の風景です)